上海の結婚式(二) [上海]
結婚式は普段レストランで行われますが、親戚や、親友を家まで招待する習慣があります。普通の上海人の結婚式なら、朝一番に、新郎が新婦を迎えに行って、それから自分たちの新しい家にみんなを招待します。
もちろん簡単に新婦さんを連れて行けるわけではなく、たくさんのガードさんがいて、新郎が家に入れないように邪魔をします。新郎さんは用意した「紅包」(礼金)をガードさんたちに配って家に入ろうとしますが、「紅包」だけで通れるとは限りませんよ。難しい質問をされたり、遊ばれたりしますから、かわいそうです。(笑)
うまく家に入ったら、次は義理の父と母に決心を発表しなければなりません。「大切な娘さんをこれから僕が幸せにします」といいながら、お茶を差し出します。それから、新婦さんを連れて、親友たちを誘って自分たちの家に行って、写真やビデオを撮ってから、レストランに向かいます。
本番はレストランです。基本的には司会さんの指示通りに動けばいいんですが、本番でもっとも大切なのは来客に一献を差し上げることです。これはものすごく大変ですよ。こっちは花婿と花嫁の付き添い人を入れて4人しかいないのに、少なくとも100人くらいにめちゃめちゃ飲まされます。。。
これが、普通の上海人の結婚式です。上海地元の人なら、まるまる三日間を飲むそうですよ。大変。。。。。。
つづく
by イージュン
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